自己紹介

KOBAYASHI Hikaru
  • 1949年東京生まれ。
  • 1973年、慶應義塾・経済学部を卒業(経済地理学)。 修士(2010年)、博士(2013年)はともに工学(東大都市工)。
  • 1973年、環境省(当時は、環境庁)入省。
  • パリ国立第12 大学大学院都市計画研究所に留学。現地にて、大学院の他、OECD環境局、フランス環境省、同省地方整備局で実習。海外では、米国東西センター客員研究員も務める。
  • 地方では、北九州市産業廃棄物課長。
  • 本省では、京都議定書交渉の担当課長、公害担当の環境管理局長、地球環境局長、官房長、総合環境政策局長などを歴任。2009年から2011年まで次官を務め、退官。最後の3年間は、水俣被害者との和解に専念。
  • 環境と共生できる経済づくりやまちづくりを一貫して担当。
  • 退官後、2011年4月~19年3月、慶應(SFC)教授(15~19年は特任教授)。2017年~18年にはフルブライト財団により、米国(イリノイ)で、派遣教授。2016年から現在まで、東大客員教授。
  • 日本経済研究センター特任研究員、国立水俣病研究センター客員研究員、地方の環境審議会の会長などにも併任。
  • 自宅エコハウスで有名。エコ賃貸も経営。エコビジネスのために上場企業の社外重役(現・顧問)も兼務。

趣味

エコハウス実践、蝶・植物の観察、渓流釣り、料理など。

特技・資格

  • 二級小型船舶操縦士免許
  • 第三級アマチュア無線技士
  • 第二種電気工事士
  • 普通自動車運転免許

編著書

「エコハウス私論」、「環境でこそ儲ける」、「ザ環境学」、「地球の善い一部になる」、「地球とつながる暮らしのデザイン」、「エコなお家が横につながる」、「Green Business:環境をよくして稼ぐ。その発想とスキル」(木楽舎)、「カーボンニュートラルの経済学」(日経BP社)など。

賞罰

  • 第5回環境省エネ住宅賞・ベターリビング理事長賞(2000年度)(*羽根木エコハウス施主として)
  • 第1回SDGs住宅賞・硝子繊維協会会長賞(2023年度)(*金山デッキ施主として)
  • 瑞宝重光章受章(2020年11月)

先端研での役割

環境行政を牽引してきた経験をベースに、東大先端研が持続可能な社会構築のために果たすべき役割について幅広い視野から先端研・研究顧問としてアドバイスを行う。
また、今後再生可能エネルギーを主要なエネルギー源とする資源循環型の社会を構築するために必要な価値観の転換、諸制度の整備などについて、社会連携研究部門・相談役として提言を行う。